ジュニアゴルファーの練習と試合と実情

ゴルフに興味を持った娘がジュニアゴルフ界で頑張っています。貧乏自営業のごくありふれた家庭が経験するジュニアゴルファーの世界を見てみませんか! 子供にゴルフをさせたい家庭は必見です!

ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?ジュニアゴルファーの親御さん。


毎年の事ですが、九州ジュニアへの地区予選が開催されている事と思います。お子さんの調子はどうですか?
さて先日「ビックコミック・オリジナル増刊号」で「大地の風みやり」の第3話を見つけたのですが、これはまさしく坂本みなみさんを題材としていますね。みやりと言う名前は、本多弥麗プロの名前からきていますね。ともに坂田塾札幌校の塾生でした。


第1話・第2話を見逃したのは残念です。


これを機にまたブログを再開しますので宜しくお願いします。


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ステップ・アップ・ツアーも、今週の中国新聞「ちゅーピーレディースカップ」を入れて3試合となりました。今回の「ちゅーピー」では優勝者の副賞にフォルクス・ワーゲンが付くそうです。もはや副賞だけ見るとレギュラーツアーと変わらないですね。また話しによると、来年は3試合ぐらい増えそうな気配です。男子ツアーは可哀そうです。


レギュラーツアーでも主催者推薦がありますが、ほとんどは有名アマチュアです。1部に某男子プロの大して上手くない妹がコネで出場しますが、異論のあるところですね。下部ツアーであるステップ・アップ・ツアーは、地元のを中心に有名アマチュアが出場しますが、中には「何で?」と言う選手がいるのも事実で、ジュニアゴルファーの親御さんも歯痒い思いをしているのはないでしょうか?


基本ツアーは主催者で成り立っています。LPGAは共催になります。ですからプロでもアマチュアでも主催者が推薦します。この主催者推薦は、大抵コネです。(予選がある場合を除いて)


もちろん、地元やその地区で上手な有名アマチュアが選ばれます。全国大会・地区大会で上位にいる選手は、無条件選ばれるでしょうが、同レベルの選手が多ければ、やはりコネ縁故ですね。

ここで、今年のここまでのステップ・アップ・ツアーのアマチュア出場数を見て見ましょう。

●ラシンク      10人
●エディオン      0人
●ルートイン      9人
●ABCレディース   9人
●ANA        1人
●うんどん県     11人
●カストロール     0人
●ごうぎん       3人
●山陽新聞       5人
●ちゅーピー      4人
●フンドーキン     8人


と、なっています。


プロは生活が掛かっていますから削られると、プロ言えども経験が少なくなり、稼ぐチャンスも減る訳です。その枠を削ってアマチュア選手が出場する訳ですね。下部ツアーとはいえ、アマチュアもプロの試合に出て経験を積む事は非常に良い事ですね。

当然、各地区有名アマチュア主体だと思いますが。それなりに試合に出て戦っている選手達であるはずですが、戦歴重視といいながら全く試合にも出ていない選手が出ている事もあるのです。同程度レベルであれば、コネ縁故の世界です。しかし試合にも出ていない、戦歴なし。上手くない選手を推薦するのはいかがなものでしょうか?選手がいないのであればプロを出すべきと考えます。プロは生活が掛かっていますからね。そこまでしてアマチュアを出す必要があるのでしょうか?主催者企業も少しは考えればわかる事ではないでしょうか?


さて、プロの世界のレギュラーツアー(以下、RT)でも同じで、TPD単年度登録の選手でQT順位が下位であっても、プロテストを合格したQTランクが上の選手(この選手はRTには1度も出ていない)よりも出場しているのです。8〜9試合RTに出場している選手がいるのです。

不思議ですね。これがプロゴルファーの世界です。ジュニアゴルファーの親御さんも知っておいて損はありませんね。プロの世界を目指すなら。でも一番の強みは地区でベスト10、全国大会でも30位以内いる選手になる事です。もちろんチームジャパンに入れるのが1番ですが。


頑張りましょう!ジュニアゴルファーのみなさん。








今朝、何気にTVをつけて見るとスカイA+で緑の甲子園を放送していました。いつの時代にも凄い選手がいるものでその時々で驚きを隠せないものです。プロの試合に出場しても上位に行く選手が多くなったのも驚きです。

この辺の事を吉岡徹治さんのブログで次のように書いています。


「・・・ところで、最近ジュニア選手がプロトーナメントで優勝争いをする試合が増えて来ましたが、私はアマチュアの技術がプロよりも優れているとは考 えていません。
 
もちろん、ジュニアの試合も沢山ありますし、練習量もプロ並に増えてアマチュアの格段の進歩もあるようですが、毎日仕事でゴルフをやっているプロはあくまでもアマチュアよりも格段の技術があると思っています。
 
でも、なぜ女子のアマチュアがトーナメントで上位に顔をだすのでしょうか?

関係者の話では、女子のコースセッティングが簡単すぎるのが一因である?と言われています。

 
日本女子オープンを開催予定だった某コースでは、木を切ってくれ?と言われ 問題になり結局断って開催出来なかったと聞きました。(でも、18番の木を切った某コースでは開催されたとか??) ミドルホールが長過ぎるからとティーグランドを作ったり、ティーショットの落ち場所を固くしてランが出るようにしてあった?という話も聞きました。

テレビで好スコアとバーディーのスリリングな展開で盛り上げようという主旨でコースのセッティングを甘くした結果、ジュニアの選手達が普段と同じプレーで上位に来れているのかもしれません。

 一方・・・

米国の試合を転戦している選手に聞くとセッティングが男子のPGAツアー並に難しくいきなり行ってもなかなかコースを攻め切れない・・とそのコースの難しさに嘆いていました。帰国するとコースセッティングが楽です?とも・・

タイの女子トップアマチュア選手もトーナメントではまったく歯が立たないのはコースが普段と違い過ぎるからだと話していましたね。

ということで・・・

今後も女子の試合で甘いコースセッティングが続くようであれば女子のアマチュア
にも付け入る隙は十分あると思います。

でも、簡単なコースではアマチュアもプロも差がつかないはずですから、ちょっと複雑な最近の女子ゴルフブームです。」


これは、以前から言われていた話です。女子プロの試合では、パー5でドライバーの飛距離を伸ばすためにキャリー地点のフェアウエイを固くしていると言う話しはちらほら聞きます。


また、プロと言っても試合にいつも出場できる選手は限られています。ジュニアゴルファーの方が試合数が圧倒的に多く、プロ言えども試合勘が落ちればアマチュアにも負けてしまします。また、生活が掛かっているいるプロと、親におんぶにだっこのアマチュア選手とは、そのプレッシャーが違いますよね。


プロの試合で上位に来る有名アマチュアが、プロになっても全く活躍しない選手はたくさんいます。アマチュアとプロの世界は、技術だけでない見えないものがあるのでしょうね。









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